転妻愛歌。

元転勤族の妻の2歳差サバイバル育児。

転勤族の妻が、実家・義実家なしでのワンオペ育児をしんどいと思う瞬間

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転勤は突然にやってくる。せめておおよその時期や場所だけでも事前に教えてほしいところだけど、そんなの知らされるわけもなく。何年後?何か月後?どこに?……いつも心の隅に不安を抱えながら過ごしていた。

 

 

転勤生活も、つらいことばかりではない。地元の人たちよりもその土地を知り、だんだん友達もでき、いわゆるふつうの生活が送れるようになったら、別になんということはない。嫌なことがあってもいつか逃げることができて、人間関係に悩まされない…そんな根無し草生活を楽しむことだってできる。今転勤生活がツラいだけの人もいるだろうけど、1年もたてば状況が変わっている人は多い。

 

引っ越しのアレコレ、転出入の手続きのわずらわしさ、ゼロから始まる人間関係の構築。疲れることがなかったといえばウソになるけど、楽しいことはたくさんあった。それでもわたしが転勤生活をやめたいと心の中から思ったきっかけは、長女の入院だった。転勤先で頼る実家も義実家もないわたし。次女と一緒に付き添い入院させてもらえるようにお願いしたときの先生の言葉に、かなりえぐられた。

 

「預かってくれる人はいないんですか?」「おじいちゃんやおばあちゃんは?」「ご主人は仕事を休めないのですか?」

 

当然の質問だと思う。だけどさ、預ける先があったら言われる前から預けてるよ。こんなに元気な次女を、好きで病院に連れてきたとお思いか??旦那?それは一番わたしが思ってる。

 

出産も、入園も、こうして入院するときだって、全部自分で決めないといけない。転勤先で頼る先のないわたしにとって、一番理解してほしい、協力してほしい相手は旦那なのに、このツラさをどうしてもわかってもらえない。

 

「転勤も激務も当然のこと。自分が働くのは家族の幸せのため」

そう信じる旦那は、わたしがどんどん疲弊していくのに気づかない。気づいていたかもしれないけど、根本を解決しようとはしてくれなかった。わたしたち二人の間には深い溝があった。その溝が埋まらないことがもどかしかった。 

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長女を産んでからすぐにワンオペ育児になった。幸いにも長女は育てやすい子で、わたしは泣き声なんて全然気にならない鈍感な親で、育児がツラいと思ったことはあまりなかった。むしろたまに帰ってきて生活リズムを崩す旦那のことを、いらないと思ったほどだ。

 

ただ次女が生まれてからは別だった。単純に、何をするにも人手が足りなかった。転勤先は都会ではなかったから三世代同居も珍しくなく、お世辞にも育児サポートが充実しているとはいえなかった。ベビーシッターやアズママを頼もうにも片道1時間。ファミサポぐらいしか頼えれるものがなかった(わたしの調べ方が悪いのかもしれないけれど)

 

そのときの話…

【二人目出産の壁は高かった。頼る実家のない転勤族の妻の話】3/3 臨月での転勤 - 転妻愛歌。

 

 

「出産後、しばらくは休んでおいた方がいい。あとから更年期がひどくなるよ」「そんなに動いて大丈夫?無理をしたらだめだよ」

 

心配した人たちからそう言われるたびに、ひきつった笑顔で「ありがとう」と答える。内心では「じゃあ誰がこの子を育ててくれるの?」「休めるもんなら休んでるよ」と言いたかった。言い返しても意味がないのはわかっているから、言わないけど。

  

それなりに楽しい転勤生活のなか、ちょっとしたつまずきで顔を出すガラスのハート。順調なときは見て見ぬふりをしているけど、転勤先でのワンオペ育児の足元は、実はガラスのようにもろい。