転妻愛歌。(転勤族の妻のウェブログ)

元転勤族の妻が、2歳差サバイバル育児とか語ります。

わたしの好きなものを、子どもが好きになる。それを怖いと思うときがある。

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6歳の娘は、エレカシの宮本さんを見かけると「宮本さん、やっぱりかっこいいなぁ…」と言う。宮本さんがTVに映ると「宮本さんは男前やなぁ」としみじみと言う。完全にわたしの影響である。
 
その原因は完全に、2年前に買ったFire TV Stickのせい。Fire TVを使えば、かんたんにTVの画面でYOUTUBEを見ることができる。子どもたちの番組に混じってYOUTUBEでエレカシを見る時間が増え、子どもたちはエレカシが好きになった。(今はFirefoxを経由するのでひと手間かかるけど)
 
娘たちは、吉岡里帆も好きだ。これも物のみごとにわたしの影響。永遠の憧れ「ビビアンスー」「小泉今日子」に加えて、最近は吉岡里帆がわたしの心を占めている。URでアールのCM知ってる?可愛すぎて鼻水出るよ。
 
今日、息抜きに吉岡里帆のCMを娘と一緒に見た。娘たちは彼女に目が釘づけ。その姿を見て思った。

 
わたしが小学生のころ、尾崎豊が亡くなった。母は昔から尾崎豊が好きだったそうで、そのニュースをきっかけに本やらCDやらを買うようになった。
うちはあんまりテレビを見ない家だったのもあって(特にバラエティなんか厳禁。低俗でバカが見るものだとされていた)この頃は特に尾崎豊の歌がよく流れていた。(あと、朝は毎日ラジオで「ありがとう浜村淳です」がかかってた)
 
尾崎のコンサートビデオを見て、尾崎の詩集を読み、尾崎の歌を聴く。母とカラオケに行ったときは、もちろん尾崎の歌を歌う。あんまりテレビを見てなかったから流行りの歌手なんてほとんど知らなかった。
 
当然のように尾崎を好きになった。母に連れられて大阪厚生年金会館まで「尾崎豊のフィルムコンサート」を見に行ったほどだった。
 
小学生だったわたしが「盗んだバイクで走り出す」心境なんて本当のところはわからなかっただろうし、支配されてる実感なんてないのに「支配からの卒業」もくそもないんだけど「10代の若者の心の叫びを表現してる尾崎ってすごい」と思った。完全に母の影響。
 
別に尾崎を好きになってもいい。吉岡里帆を好きでもいい。でも、親の好きなものがまんま子どもの好きなものになるって怖いなと思う。何もこの話に限ったことではなくて、たとえば好きな色、他人や異性に関する考え方、職業へのこだわり。
 
幼少期の親の影響って本当に大きい。子どもが自分と同じものを好きになってくれるのはうれしいけど、それが純粋に子どもの意思によるものかと言われたら違う。子どもの頃の親からの影響は、言い換えれば洗脳だ。
 
娘たちは今後、成長の過程で色んな世界に触れる。好きなものも価値観も変化していくんだろうけど、その時に「こんな(しょうもない)ものが好きなの?」「何がいいのか理解ができない」「趣味が悪い」などと否定しないように、子どもの好みや考えを受け入れてあげたいなと思う。「好きなものや考え方が親と違ってもいい、それが当たり前なんだ」と思えるように育てていきたい。