転妻愛歌。

元転勤族の妻の2歳差サバイバル育児。

転勤族の妻だった頃は、強くなるしか生き残る方法がなかった。

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昨日の記事について追記?したいと思います。

【二人目出産の壁は高かった。頼る実家のない転勤族の妻の話】3/3 臨月での転勤 - 転妻愛歌。(転勤族の妻のウェブログ)

 

旦那は空気だった、いや空気でさえなかった。と書きました。まぁそうなんやけど、それだけ書くと旦那がめちゃくちゃ冷酷な人間かのように思われるかな…と思って。書いたら止まらなくなってめっちゃ長文です。

 

旦那が勤めていた会社は「男性の育休取得率100%必達」「育メン」「育ボス」を世間に大きくアピールしているような会社でした。実際、本社勤務の男性総合職はほぼもれなく育休をとっていたようです(たぶん1週間ぐらい)

 

旦那は支社勤務だったのですが、もちろん本社から「育休をとるように」指示が来ました。その話をきいて「一週間の休みより、毎週土日を休みにして毎日21時ごろには帰れるようにしてほしいわ」なんて思いながらも、わたしも旦那も休みがとれることを喜んでいました。

 

ふたを開けてみたら、休みはたった1日。その休みでさえ、本社からの指示に仕方なく上司たちが集まって揉めに揉め、しぶしぶスケジュールに組み込まれた1日だったそうです。結局その日、旦那は会社に行きました(出退勤を打刻せず休んだことにしといて仕事する)

 

現場対応している支社の偉い人から言わせれば、男性の育休なんて【本社の人間の迷惑な発想】 なんでしょう。まぁ人数の多い本社勤務であれば、一人が一週間休んだところで他の人にかかる負荷はたいしたことがないけど、支店はそうはいかないですもんね(って、1人が一週間休んだだけで周りにめっちゃ負荷のかかるような、脆い環境にしてる会社に問題があるんやけど)

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次女出産のとき、わたしは何度も旦那と話し合いました。「仕事と家族、どっちが大事なの」なんてことは言いません。仕事があって家族が生活していけることはわかっているから。でも「このままだと仕事によって家族を失くしてまうことになるよ」と。

 

長女を預かってくれた友だちにはとっても感謝しているけど、本来だったらそれは旦那の役目だったはずです。家族にとって大事な時に、どうして一番そばにいる人を頼ることができないのか。なんのために旦那はいるのか。離婚も本気で考えました。

 

それでも旦那の口から出てきた言葉は「ごめん、無理やねん」

(この時、二人目を妊娠したこと…いや結婚したことをすごく後悔した。)

 

旦那もけっこうがんばってくれたみたいです。

「一週間なんて無理は言わない、せめて2,3日休みをもらえないか」「それが無理なら、せめて一週間だけ定時退社させてもらえないか」

答えはNO。「こんな忙しい時に無理に決まってるやろ、何言ってるねん」の一言。次女の出産日(手術日)でさえ休めませんでした。旦那は朝徳島で仕事をし、早退して滋賀まで車を飛ばし、手術を見届けた後に徳島に帰りました。

 

会社を「休まないのか、休めないのか」でいうと、休めると思います。休んだからってクビにできるわけがない。毎年毎年消化できずに消えていく有給を、せめてこんな時に使いたい。でも今までどおり旦那が会社にいようと思ったら「休めない」んです。本当にくだらないけど、もし休んでいたら、嫌味、嫌がらせ、それこそ人事査定に響いていただろうと想像できます。 

 

新卒からずっと同じ会社の中にいたら、価値観もそこに染まってしまいます。会社の上司たちは「突然の転勤も、ワンオペ育児になるのも、単身赴任も、みんなが経験してきたことで、それが当然である」と思っています。旦那もそう思っていました。

ずっと前から決まっていた新婚旅行の日が会社での会議の日と重なり、新婚旅行を優先した同僚がいます。その同僚は、その日からことあるごとに嫌味を言われていました。親の介護が短期間あり、残業ができないため退職した先輩もいます。

 

旦那はそれを「理不尽に思う時もあるけど仕方のないこと」だと思っていました。旅行をキャンセルしない同僚が悪いし、残業できないんだったら会社を辞めるのも仕方がない、と。

 

その考えが根底にあるので、その後も色々な場面でぶつかりました。知らない土地でのワンオペ二人育児に行き詰まった時、わたしが病気をした時、長女が入院した時。

★転勤族の妻、ワンオペ育児をしている人が最終的に頼れるところは、夫であってほしい★ - 転妻愛歌。(転勤族の妻のウェブログ)

 

そのたびにわたしは「1人でなんでもできるようにならないといけない」と思って、たいていのことはどうにかできるようになりました。旦那に相談することもなく、言わないといけないことがあっても事後報告で。

 

旦那はわたしを「どこでもすぐに友だちができてすごいね」と言います。でもそれは、頼ることのできる友だちを作る必要があったからです。ワンオペ転勤生活を生き残るには、強くなるしかなかった。

 

 

旦那が転職して、家にいる時間は増えました。いざとなったら頼れる先ができて、ワンオペ育児は解消しました。でもあのとき、本当にしんどかったあのときにそばにいなかった旦那に対しての気持ちが、消えないまま心の隅にこびりついています。

ワンオペ育児が生んだ夫婦のわだかまり。 - 転妻愛歌。(転勤族の妻のウェブログ)

 

(あれ、旦那のフォロー書くつもりが…。)