【2018年3月追記】小松島市の金長神社(たぬきの大将「金長」さんをお祀りした神社)が存続の危機にあります。平成狸合戦でも有名な金長神社が存続するよう願っています。
徳島ではその昔、天下分け目の大合戦があったそうです。…と言っても人間の話ではありません。たぬきの世界のお話です。
徳島に来てから、たぬきのオブジェを見ることが多いことに気づきました。なんでやろう…と平成狸合戦ぽんぽこを見ていたら、「四国の狸がうんぬんかんぬん…」のセリフと四国の地図が。
どうやら徳島には有名なたぬきがいて、江戸時代に大きな戦があったようです。
詳しくはウィキをお読みいただきたいのですが、戦の名前は「阿波狸合戦」徳島県小松島市が舞台となっています。気になったので、さっそく小松島市に行ってきました。
どうして小松島市かというと、小松島には「たぬき広場」と呼ばれる公園があるからです。正式名称は「小松島ステーションパーク」といいます。
この「たぬき広場」には大きな大きなたぬき様がいて、特に子連れにおすすめです。
小松島ステーションパーク(たぬき広場・SL広場) - じゃらんnet
大きな大きなたぬき、本物ではなく銅像です。
公園の奥に鎮座する大きなたぬきさま。大きさは世界一なんだそうです。
名前は「金長」といいます。人望?狸望?の厚いたぬきで「平成狸合戦ぽんぽこ」にも名前が出てきます。
金長像にはあるしかけが隠されています。知りたい方は、目の前で手を叩いてみてください。何かが起こります。
公園内にはあちこちに狸の像がありました。
それぞれ名前や合戦での役割などが書いてあり、細かな設定にぷっと笑ってしまいました。
しかしたぬき広場は小規模な公園。広場と舞台と、金長、そしてほかのたぬき(の銅像)たちがいるだけです。
それなのに子連れにおすすめとはどういうことかというと、たぬき公園と道路を挟んで向かいに、SL広場があるんです。
小松島駅跡地に開業当時の駅舎が再現されていて、退役した蒸気機関車を間近で見ることができます。
乗り物好きなちびっこは大喜び。(中には入れません。)
こちらには本格的な遊具がふたつほどあり、汽車を見ながら遊べます。
たぬきとSLのコンボで娘二人は大ハッスル。クタクタになるまで遊んで帰ってきました。
************************
たぬき広場では11月3日にたぬき祭りが開催されます。
その他、小松島市には88カ所の狸スポットもあります。
http://komatsushima.ne.jp/tanuki88/
徳島県に来られたら、市内だけではなく少し足を伸ばして狸伝説を追いかけるのも楽しいかもしれません☆